声で「信頼される人・されない人」の決定的な差 好印象を与える声のヒントは「赤ちゃん」にあり

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ため息エクササイズ

 

③のポイントはふたつ。

ひとつめは、ため息をつくときには、「はあ〜っ」と大きな声を出してください。

『話し方に自信がもてる声の磨き方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

この気持ちよく力が抜けた「はあ〜っ」という声が、お腹の奥底から出る自分だけの魅力ある声を作り上げていく土台になります。

ふたつめは、両肩を「落とす」ところ。「下ろそう」と思うとそこに意思が働くので筋肉が力みます。

ゆるませることが目的なので、気持ちよさを感じながら力を抜いて、重力に任せて落としましょう。

いつもがんばっている肩回りの筋肉をリラックスさせてあげることで、声がスムーズに出やすくなります。ぜひ試してみてください。

村松 由美子 一般社団法人感動ヴォイス協会代表理事

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むらまつ ゆみこ / Yumiko Muramatu

一般社団法人感動ヴォイス協会代表理事。感動ヴォイスクリエイター。伝え方コンサルタント。専門健康心理士。
大学卒業後、企業で広報・IRを担当。その後、フリーアナウンサーに転身。2009年、桜美林大学大学院に入学し、身体心理学における声とメンタルの関係を研究。ヴォイササイズ(声のエクササイズ)で声が変化すると同時に、メンタルアップと印象アップの両方の効果が出ることを、世界ではじめて実証する。2011年、その研究結果を論文にまとめ、ヨーロッパと日本の健康心理学会で発表。2014年、一般社団法人感動ヴォイス協会を設立。
現在は、企業研修講師、セミナー講師として全国で活動中。

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