声で「信頼される人・されない人」の決定的な差 好印象を与える声のヒントは「赤ちゃん」にあり
赤ちゃんのような、よく通るいい声のポイントは「響き」にあります。
声は空気の振動、バイブレーションです。声が響くというのは、発声者の豊かな呼吸によって、空気が揺さぶられているということです。つまり、よく響く声とは、呼吸によって空気をよく震わせるための強いエネルギーがあるということ。このエネルギーに圧されて、人は心を揺さぶられます。
大きなバイブレーションが起きる「響く声」を出せるようにするには、端的に言うと、あなたの体の使い方を「赤ちゃんの状態」に戻せばいいのです。
そのために、私は「ヴォイササイズ」(声のエクササイズ)をお伝えしています。大学院で研究し、国内外の健康心理学会で論文発表したこのヴォイササイズの基本となるのは次の基本の3ステップです。
STEP2 姿勢を整える
STEP3 呼吸を整えて声を出す
今回は、その中からまず行ってほしい「筋肉をゆるませる」トレーニングをご紹介しましょう。
首ぐるりんエクササイズ
首、喉元がガチガチに硬いと声は出ません。響く声を出すために、まずはデスクワークや日々のストレスで硬くなっている全身の筋肉をほぐし、リラックスさせます。
リラックスして、頭の重みで自然に首が重力の方向に下がり、そのままぐるりと回るイメージでゆっくり回してください。
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