3つめの「和食の誤解」は「調理時間が長い」ということです。
「時短」も「つくりおき」もできるすぐれもの
「和食」のイメージでよくあるのが「コトコト煮込む」「じっくり焼く」など、「調理時間が長い」ということです。確かに時間をかけるものもありますが、実際は15分以内であっという間にできる時短料理も数多くあります。
たとえば「ブリの照り焼き」。手間も時間もとてもかかりそうなイメージですが、私が考案した「ド定番のブリ照り」では10分でおいしい「ブリの照り焼き」が完成します。
ほかにも「爆速 肉じゃが」「あっという間のサバみそ」「究極の手抜き丼ふんわり天津飯」など、一見時間がかかりそうなものも、15分ほどでささっと作れます。
私が食品加工の経験を活かし、15年かけて開発した「安部ごはん」には、このような時短料理が「肉料理」「魚料理」だけでなく、「野菜料理」「ごはんもの」「おつまみ」などたくさんあります。「和食をもっと手軽に、時短で、誰が作ってもおいしくできるように」と考えて作ったレシピです。
「和食は、つくりおきができないから、毎回いちからつくるのが面倒」という話も聞きますが、「だしとり」でも紹介したように、和食でも「つくりおき」できるものがたくさんあります。
先ほども紹介した5つの「魔法の調味料」も、「冷蔵庫で1か月」「常温で3か月」など、一度つくれば長期間使用できます。
ほかに、私が考案した「これぞ万能煮豚」は、冷蔵庫で1週間保存可能です。「味しみしみふろふき大根」なら、冷凍庫で1か月も保存ができます。ごはんのお供にもおつまみにもなる「お手軽ちりめん山椒」は冷蔵庫で3か月も保存可能です。
一度まとめてつくっておけば、その後食べたいときにさっと出せてすぐに食べられて、とても便利です。
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