「和食は面倒」は誤解!「手抜き✕絶品の秘訣」あり 「魔法の調味料」さえ用意すれば、こんなに簡単

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1つめの誤解は「調味料を揃えるのが面倒」ということです。

「和食」の味付けは6つの調味料でOK

【和食の誤解①】「調味料」をいろいろ使うのが面倒

「和食は調味料をいろいろ使わないといけないのが面倒」と思っている人も多く、ついつい「〇〇の素」というような「それだけで作れる調味料」に頼ってしまいがちです。しかし、気がつくと、使い切らないものが冷蔵庫にズラリ……という経験はないでしょうか。

たしかに、和食は「しょうゆ」「砂糖」「酒」「みそ」「みりん」「酢」の「6つの調味料」があれば、組み合わせ次第でさまざまな味を出すことができます。それぞれ長期保存がきくものですので、この6つを1回揃えてしまえば、頻繁に買い替える必要はありません。

ただ、「いろいろ使うのが面倒」という忙しい人の気持ちもよくわかります。そこで私が考案したのが「それだけで作れる」という「魔法の調味料」です。

「料理家も絶賛!「魔法の調味料」5つは便利すぎだ」でも紹介しましたが、「しょうが焼き」「魚の煮付け」「牛丼」など人気のあるレシピも「魔法の調味料」さえ用意しておけば、「簡単に」「時短」で作ることができます。しかも、手づくりなので「無添加」で作れます。

安部氏が開発した「かえし」と「みりん酒」さえ用意すれば、15分で簡単に作れる「鯛の煮付け 料亭風」(撮影:佳川奈央)
【和食の誤解②】「だしとり」が面倒

続いて、和食というと「だしとりが面倒」という人も少なくありません。「材料を揃えるだけでなく、手間も時間もかかってしまう」と思っているのが大きな理由なのですが、決してそんなことはありません。

同じく私が考案した「和だし」は、材料は「水」「きざみ昆布」「かつお節」の3つだけで、作り方も「すべて鍋に入れて、沸騰したら火を止め、ざるでこすだけ」です。このとき、きざみ昆布とかつお節を「お茶用のパック」に入れて使うと、後片付けもとっても簡単です。さらに冷蔵庫で3日間保存できますので、つくりおきもOKです。

お湯に溶かすだけで簡単にだしができるものもたくさんありますが、この「和だし」も、無添加で簡単に作れます

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