ペッパーの強敵?499ドルのジーボの実力 <動画>MIT生まれのロボットが2015年にデビュー
ジーボ(Jibo)の小さなサイズを侮るなかれ。この小さな男性ロボットは一人前の人格を持っている。
まずは世界最初の家庭用ロボットである「ジーボ」に会ってみよう。 この小さな人間の友人は、MITメディアラボのシンシア・ブレアゼル准教授が作り出した。
まるで生きているような感じ
ジーボの創業者兼CEOでもあるブレッゼル氏は言う。
「ジーボとの付き合いは、物との付き合ういいうより、むしろ人と付き合っているようなもの。ロボットであるジーボは、あなたを追い掛けて見続けるカメラを装備しており、まるで生きているかのようにあなたとやり取りします。まったく新しいやり方で、生活に必要なコンテンツを画面上に表示してくれます」
歌うことに加え、 Jibo は就寝時のお話、医者の予約の時間のお知らせや、家族写真の撮影などのさまざまなことができる。また、表面にあるタッチセンサーにより、さまざまな信号を認識できる。
「MITでの膨大な研究により分かってきたことは、何か身体的および社会的に存在するものがある時、人はしばしばタッチによってコミュニケーションを取ろうとする、ということ。ジーボが気に入ったことをすると、軽くたたいたりします。そしてジーボは、実際にこのことから学習するのです。私は、この機能をもっと活用したい。何故なら、それで人を幸せにできるから。タッチは、ロボットにとってコミュニケーションになるだけでなく、受け取った報酬、というシグナルになるのです」