ドライヤー「高ければいい」と信じる人の落とし穴 「家庭用ドライヤー」選ぶときの最重要ポイント

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なぜ軽いドライヤーがいいのか。

(画像:『髪のこと、これで、ぜんぶ。』より)

それは、髪の毛の構造に理由があります。

髪の毛の表面に、キューティクルという存在があるのはご存知ですよね。

これ、魚のうろこのように、上から下に向かって生えているんですよ。だから、ドライヤーの風を下から上に向かってあてると、キューティクルがめくれてしまい、髪がバサバサになってしまいます。

なので、正しい乾かし方は、ドライヤーを上からあてること。髪がぱさついて悩んでいた人が、正しい乾かし方に変えただけで、髪がつやつやになるというのはよくある話です。

そういう方は、髪そのものが傷んでいるのではなく、ドライヤーのかけ方が悪かっただけなんですよね。

「家庭用」に向くドライヤーを選んで

さて、そこで、重要になってくるのがドライヤーの軽さなのです。髪を上から乾かすということは、重いドライヤーだとしんどいですよね。

美容院でプロが使っているドライヤーは、ある程度重量があるものが多いです。あれは、美容師は立った状態でお客様の髪を乾かすので、ドライヤーを高く持ち上げる必要がないから。

家庭で自分の髪を乾かすのであれば、腕を上に持ち上げて5分経ってもつらくない「軽さ」が大事になるというわけです。

四十肩、五十肩のみなさまにおかれましては、なおさらです。プロ仕様のものを選ぶとしても、軽いものを選ぶようにしましょう。

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