「食べる」より「出す」ことが何より快感になった日 完璧にスッキリを実現するたった2つの習慣

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朝、起きぬけに1杯の白湯を飲む。もちろん2杯でもいい。そして、しばらくゆったりと過ごす。瞑想などしてもよし。すると程なくして便意を催してくるので、スッキリと排泄して1日をスタートさせるのである。

肝心なのは、これを毎日の習慣にすることだ。

何しろ日によって、湯を飲んでから便意を感じるまでの時間はさまざまである。でもそれで「もう遅刻するから今日は諦めよう……」なんてことを繰り返していると、事態はなかなか改善しない。あくまでもそのときが来るのを待つ。そのためには時間の余裕がなければならない。

なので早起きをして、湯を飲んで、時間を気にせずゆったりと座る。そして出す。つまりは「出す」ことを義務化するのである。

これを毎日毎日繰り返しているうちに、体がその「リズム」を覚えてくる。つまりは調子づいてくる。毎朝の排便が一年365日の習慣になる。そうなると、排便がないと気持ち悪いという感じになってくる。絶対排便してやるという決意はいやが上にも固まる一方である。

ここまでくると、排便の具合で日々の体調もわかるようになる。ウンコの出が悪いとき、つまりは出るまでに時間がかかるとか、いいリズムでウンコが出ないときは、これはきっと良くないサインだなと思わざるをえない。

前の日に食べたものを思い返し、あるいは、変なストレスがあったんじゃないかとか、寝る時間が遅かったんじゃないかとか、わが生活態度を胸に手を当てて振り返ることになる。

そして、今日はちゃんと体調を整えようと思う。例えば前日にご馳走を食べ過ぎたなと思ったら、今日はおかずは大根おろしにしておこうなどと思う。その繰り返しが、体調の悪化を最小限に食い止める確実な防波堤となっていく。

人生ベスト3に確実に入賞するレベルの快感

そこまでくると、今度はウンコの形状にもこだわるようになってくる。

ただ出ればいいというものではない。本当にスッキリと、いわゆるバナナ状の便がするりと出るということ。そういう体験、皆様、実際に味わったこと、ありますかね? 

いや案外、ほとんどの人はそういう体験をしていないんじゃないかと私は疑っている。何しろその快感はあまりに強烈で、世の中のすべての娯楽を集めたとして、そのベスト3には確実に入賞するレベルの快感なんである。

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