「冷やし中華は腸にいい!」具材の選び方4大秘訣 みんな大好き「日本生まれの料理」で腸活できる

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アダムスキー式腸活法では、長年の間違った食生活で腸にたまった「汚れ」をはがすことを大事にしています。そのために効果的なのが「非加熱の良質な植物性オイル」と、アダムスキー博士は話しています。

腸のすべりをよくしてくれる「非加熱の植物性オイル」

【2】「アマニ油」をひと回しかける
「腸の潤滑油」としての働きがあるアマニ油は、ぜひ取り入れたい食材です(写真:bobco/PIXTA)

「良質な植物性オイル」を非加熱で多めに摂取すると、消化管の壁にたまった汚れを盲腸へ滑らせる効果が期待できるのだそうです。冷やし中華と合わせるのなら、アダムスキー博士も絶賛の「アマニ油」がおすすめです。

アマニ油には、「腸の潤滑油」としての働きがあるだけでなく、「オメガ3系脂肪酸」も含まれています。オメガ3系脂肪酸は、腸の炎症を抑え、善玉菌が増えやすい環境を作ってくれるので、アダムスキー博士も積極的に摂取することをすすめています。

アマニ油はほとんど無味無臭ですので、冷やし中華にかけても味はほとんど変わりません。さらりとしているので、1皿に対してスプーン1杯程度かけるのであれば、油っこくなることもありません

「アダムスキー式腸活法」では、腸のすべりをよくするオイルの代表としてよく「エキストラバージンオリーブオイル」をすすめていますが、和食や中華と合わせるなら「アマニ油」もおすすめです。

【3】「わかめ」や「のり」はたっぷりと!
「わかめ」は、添えるだけで腸活効果が非常に高い食材です(写真:MIKO/PIXTA)

冷やし中華には、「わかめ」をのせることもありますが、実はこの「わかめ」も腸活効果が非常に高い食材です。

わかめをはじめとした「海藻類」には、「水溶性の食物繊維」が豊富に含まれています。水溶性の食物繊維には、水分を引き込んで便を柔らかくする効果があるだけでなく、大腸で善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整える働きもあるのだそうです。

冷やし中華で薬味として使われる「のり」にもこの水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。どちらも「スローの食材」ですので、冷やし中華には「わかめ」や「のり」をたっぷりと入れるのがおすすめです。

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