アフガン撤退「バイデン大統領」は何を語ったか バイデン大統領のスピーチを全文掲載
20年前明確な目的を持ってアフガンに向かった
おはようございます。
私は本日、アフガニスタンで明らかになっている状況、現地でのここ1週間の進捗状況、そしてわれわれがその急激に変化する事態に対処する手順について、お話ししたいと思う。
国家安全保障チームと私は、アフガニスタンの地で起きている状況を注意深く監視しており、現在進行中の政権崩壊を含めたあらゆる不測の事態に対処するため、すでに準備している計画を速やかに実行に移しつつある。
私はこれからただちに、われわれが採用しようとしている具体的な手順についてお話しする。しかし、すべての人々に対して、われわれがここに至った経緯、そして、アフガニスタンにおけるアメリカの利害について思い起こしてもらいたいと思う。
われわれは20年近く前、明確な目標を掲げてアフガニスタンに向かった。それは、2001年9月11日にわれわれを攻撃した者たちを捕まえて、アルカイダが再びわれわれを攻撃するために、アフガニスタンを基地として利用させないことを保証することだった。そして、それを実行しました。アルカイダとアフガニスタンを徹底的に弱体化させたのだ。われわれはオサマ・ビンラディンを捕まえることを決して諦めず、実際に彼を殺害した。
それは10年前のことだった。アフガニスタンにおけるわれわれの使命は、国家建設を想定したものではありませんでした。その目的は、統一され、中央集権化された民主主義の創造だったのだ。われわれがアフガニスタンに対して有している、アメリカ本土へのテロ攻撃を阻止するという唯一の重要な国家的利害は、現在までつねに維持されてきたものだ。