1万5千円以内で買える話題の「電気圧力鍋」3選 料理のレパートリーが増え、調理の「時短」にも

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ほったらかしで調理できる電気圧力鍋。低価格で特徴的な3製品を紹介する。左からコイズミ「KSC-4501」実勢価格1万500円、A-Stage「Re・De Pot」実勢価格1万4800円、山善「YPCB-M220」実勢価格7000円(筆者撮影)
この記事の画像を見る(4枚)

在宅時間が増えるとともに家で食事をする回数が増え、料理を負担に感じている方も多いのではないだろうか。調理の手助けをしてくれる調理家電はコロナ禍で売り上げを伸ばし、現在も注目されている。

中でもほったらかしで調理できる電気圧力鍋は、個性的な製品が登場。手に入れやすい低価格のタイプを中心に今回は特徴的な3製品を紹介する。

売り切れ続出中のスタイリッシュな電気圧力鍋

A-Stage「Re・De Pot」は2~3人分のコンパクトな電気圧力鍋。炊飯容量は4合で調理容量は1.2L。圧力調理、スロー調理(設定温度は40~100℃)、作り置きの料理を温め直す「温め調理」ができる。一般的な電気圧力鍋のゲージ圧は70kPaだが、Re・De Potは83kPaと高く、短時間で調理できることが特徴だ。特に得意なのは炊飯だ。お米を浸す浸水時間が不要で、わずか25分で炊き上がる。粒立ちがよく、しゃっきりとしており、少しかためのご飯が好きな方に好評だ。おにぎりにするには少々かたいので、最初に15分ほど浸水しておくともちっとしたちょうどいい食感になる。

さつまいものゴロゴロ炊き込みバターご飯を作ってみた。さつまいもを丸ごと入れて、圧力調理で7分。その後25分置いておく。かたくて太いさつまいもを切らずにそのまま入れたので火が通っているかどうか不安だったが、しゃもじがスッと入るやわらかさになっていた。こういった調理は野菜からの水分などでご飯がべたっとしがちだが、ハリがあり、粒立ちのよさが残っている。

「Re・De Pot(リデポット)」。さつまいもを丸ごと入れても短時間でやわらかくなる(筆者撮影)

圧力調理ができるので、煮込み調理などもできる。ただ、フタを開けて調理できないのは少々不便だと感じた。チャーシューなどを作った後にたれを煮詰めるといったことはできない。

なお、Re・De Potは独自のスタイリッシュなデザインも人気だ。電気圧力鍋で本体カラーが4種類(レッド、ブラック、ネイビー、ホワイト)も用意されているのは珍しい。実勢価格は1万4800円で、現在も品薄状態が続いている。

次ページ卓上鍋としても使えるコンパクトな電気圧力鍋
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事