1万5千円以内で買える話題の「電気圧力鍋」3選 料理のレパートリーが増え、調理の「時短」にも

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かたいものや火の通りにくいものは圧力レベルを強く、やわらかいものや火の通りやすいものは圧力レベルを弱く設定できる。例えば野菜をやわらかくしたり魚の骨までやわらかくするときは圧力レベルを強く、歯ごたえを残したり煮崩れを少なくするときは圧力レベルを弱くすると、うまく仕上がる。

レシピには調理時間が記載されているが、食材によっては圧力が強すぎて崩れる場合がある。特に圧力をかけるとじゃがいもなどは崩れてしまうことがあるが、大きさなどから判断し、最適な圧力にできるのは便利だ。

圧力モードで蒸し塩豚を作ってみた。

コイズミ「KSC-4501」の圧力モードで蒸し塩豚を作ってみた(筆者撮影)

豚バラ肉も圧力モードでやわらかくなる。調理時間は圧力「5」で10分。4人分できるので、わが家では家族4人で食べきったが、少人数世帯では「作り置き」として週末にまとめて総菜作り、といった使い方もできるのは魅力的だ。

自動モードは角煮、肉じゃが、おでん、カレー。圧力調理のほかにできる調理は炊飯、煮込み料理、保温のみ。残念ながらスロー調理はできないが、実勢価格は1万500円と安い。この製品は、圧力調理を自分流で細かく調整したい方に向いている。

低価格の製品でも性能は十分

今回は実勢価格が7000円~1万5000円で買える、コスパの高い電気圧力鍋3種類を紹介した。電気圧力鍋といっても、それぞれ調理できる内容が異なるので必要な機能を備えたものを最初に調べておきたい。

サラダチキンやローストビーフなどを低温調理で作りたいのであれば、スロー調理モードが搭載されている「Re・De Pot(リデポット)」や「YPCB-M220」が便利だ。さらに卓上鍋として使ったり、タレを煮詰めたりするのであれば、「YPCB-M220」がベスト。白米だけでなく、炊き込みご飯などもしゃっきり炊き上げたいのであれば「Re・De Pot」、簡単な操作で圧力レベルを調整し、完璧な仕上がりを求めるのであれば「KSC-4501」がおすすめだ。

電気圧力鍋も選択肢が増え、低価格でも高機能な製品が増えているので「電気圧力鍋に興味はあるものの、悩んでいる」という方に注目してほしい。電気圧力鍋は料理のレパートリーが増え、調理の時短にもつながる便利なアイテム。自分に合った1台をぜひ見つけてほしい。

石井 和美 家電プロレビュアー

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いしい かずみ / Kazumi Ishii

白物家電を中心に製品レビューを得意とする。テストスペースとして茨城県守谷市に一戸建てタイプの「家電ラボ」を開設し、冷蔵庫や洗濯機など、大型家電のレビューも行っている。家電blog管理人。

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