若くても「白髪リスク」が高まる食生活の実態 白髪の最大の原因は「現代型の栄養不足」だ

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ただ、そうはいっても、楽しい席ではついつい飲んでしまうという人は、お酒と一緒に水を飲みましょう。目安として、お酒1杯飲んだら同量の水を飲むといいと言われていますが、この量にこだわらず、多めに飲むとアルコールの分解と排出を促してくれます。

特に、お酒を飲んで帰った日は、寝る前に体温と同じくらいの白湯をコップ1杯飲みましょう。内臓を温めて活性化し、老廃物の排泄を促してくれます。

また「五苓散(ごれいさん)」という漢方薬は、消化器や腎臓の働きを助け、むくみや二日酔いを改善する効果が期待できます。腎臓をいたわりながらお酒を飲むために、飲酒の前と後に1包ずつ飲むのもいいでしょう。

また、飲酒はカラダを酸化させてしまうため、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、水素をサプリなどで補うと、飲酒による不調をいっそう遠ざけます。

タンパク質は動物性と植物性どちらがいい?

白髪に悩む人にとどまらず現代人に不足しがちな栄養素の代表は、ミネラルやタンパク質です。

タンパク質は、筋肉や臓器を構成する非常に重要な栄養素であり、酵素やホルモンの原料にもなります。

良質なタンパク質を含む食品を選ぶ目安の1つに「アミノ酸スコア」があります。体内で合成できない必須アミノ酸9種類が、それぞれ必要量を満たしていれば、アミノ酸スコアは100となります。アミノ酸スコアが100の食品には、卵、牛肉、アジ、サンマなどがあります。

また、タンパク質には肉や魚、卵などに含まれる動物性と、豆類、野菜、穀物から摂取できる植物性があります。

動物性のタンパク質としては、体内で合成できない必須アミノ酸をバランスよく含むものが多い一方で、動物性の脂肪を多く取り入れがちになるという弱点があります。

植物性のタンパク質は、食べ物に含有されるタンパク質の量が少ないというデメリットはありますが、ビタミンやミネラルなどの栄養素を同時に摂取できるというメリットがあります。

そのため、髪の毛と全身の健康のためには、動物性と植物性、どちらも取り入れることをオススメしています。

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