頭のいい人が実践する「すごいノート」のつくり方 複数の情報を〝大きなかたまり"で記憶する

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DaiGoさんが実践している「チャンク化」は、物事を整理し、質問に対して即答する際にとても有効な方法です(写真提供:学研プラス)
メンタリストDaiGoさんがYouTube生配信で寄せられる怒涛の質問に次々と"即答"し、膨大な研究結果や実験数値とともに説得力あるメソッドを展開できる理由は何でしょうか?それは「独自のノートを使い、日々筋トレのように『知識の応用力』を鍛えているから」と語ります。
DaiGo氏が世界の研究機関による「科学的データ」をベースに開発した“秘伝のノート術”をまとめた新刊、『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』より、「ノートと知識の応用力」について一部抜粋・再構成してお届けします。

記憶に定着させ、知識の応用力を養うノートとは

授業やセミナーの内容を記憶に定着させて、知識の応用力を養う。そのために作るノートのことを、「チャンク化ノート」と読んでいます。前々回前回記事でそれについて解説してきましたが、今回の記事では、実際にその「チャンク化ノート」をどうやって作るか、解説していきます。

ステップ1:知識を身につけたいテーマをまとめる

「チャンク化ノート」はどのようなノートでも実践できますが、できるだけ無地で大きな紙を使ったほうがやりやすいでしょう。

適当な用紙を用意したら、まずは用紙の一番上に大テーマを書き出しましょう。「民主主義について」や、「標準偏差とは?」「近代文学の主題は?」といったように、あなたが知識や応用力を身につけたいテーマを簡潔にまとめてください。テーマは自由に決めて構いませんが、なるべく抽象的で大きなもののほうがチャンク化の効果は大きくなります。

例えば「応仁の乱はなぜ起きたか?」とテーマを設定してしまうと、特定の出来事の知識しか扱えません。けれども、「戦争はなぜ起きるのか?」のように大きなテーマを設定することで、幅広い情報を書き込むことができます。

また、チャンク化ノートを講義用に使う場合は、その日に受ける授業やセミナーの課題を記入しましょう。「DXの効率的な導入法」や「効率の良い勉強法」といった具合です。

(写真提供:学研プラス)
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