カレンダーに予定ではなく「目的」を書く納得理由 先延ばしグセを撃退する「時間管理のコツ」

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なので僕は「アイディアを2本、この会議で通そう」「役員に能力を認められよう」などと、会議の目的を明確に書きます。

計画として見える化することで、そこに自動的に意識が向かうようになる効果があるのです。

これは会議に限ったことではありません。資料作りには資料作りの、ランチにはランチの目的がそれぞれにあるはずです。

あらゆる予定を目的に変えると、目的達成のために「何をすべきなのか?」「どんな準備をすべきか?」などと、当日までの時間が充実していくのです。

そして予定が終わった後は、スケジュールを見ながら振り返ります。「月曜日の会議は失敗。企画書の書き方が悪かった。今度は、こんな表を入れ込もう」などと、次の会議のところに書き込みます。

次の会議の目的に「前回ダメだった企画を通過させる」と入れると、目的達成のための準備や資料を作る時間も必要だと気づき、予定がどんどん埋まっていくでしょう。

目的を書き込む時間なんて、数十秒か数分。たったそれだけで、スケジュールがPDCAを回すツールに変わります。

正確な言葉が行動を促す

僕がスケジュールを書くときに気をつけているのは、正確な言葉を使うことです。

僕はズボラなのでお風呂に入る時間や寝る時間まで、なるべくスケジュールに入れるようにしています。その中でも特に意識してやることに関しては、書き方にも注意します。

例えば、僕は「歯を磨く」とは書きません。

・電動歯ブラシでプラークを取り除く
・歯間ブラシでプラークを取り除く
・糸ようじを使ってプラークを取り除く

と書いてあります。

歯磨きをするのは、虫歯の原因となるプラークを完全に取り除いて虫歯に備えるのが目的だからです。

目的を正しく言語化することで、正確に物事を実行する癖がつきます。

僕は歯磨きが下手です。いつも歯医者さんで「プラークが完全にとれてませんね」と注意されるので、正確な日本語を書いて、自分に正確な行動をさせようとしています。

その他に細かく記載しているのは、

・鼻うがいをして、鼻腔をキレイにする
・鼻毛カットをして、不快にさせない
・日焼け止めを塗って肌をメンテナンス

などです。

細かく書くことで、ズボラな僕が正しく行動するための〝仕組み〞にしているわけです。

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