「悪魔の実」と呼ばれていた「蕃茄」はなんの野菜? 知っておくと楽しくなる「外来語」の世界を紹介

大きいものもあれば、小さいものもあります
野菜のひとつである【蕃茄】。漢字では「ばんか」と読み、ある野菜の別名です。
いったい何のことなんでしょうか?
料理に登場するときは、ひと口サイズにカットされたり輪切りにしたり。ペースト状にしてスープやソースになっているものもあります。
イタリアンのイメージが強いかもしれません。大小サイズのある、丸くて、イタリアンなイメージがある野菜。
分かりましたでしょうか?
正解は……トマトでした!
トマトの別名。
ナス科の多年草。栽培上は一年草。高さ1~1.5メートル。葉は羽状複葉。全体に白い毛があり、特有の匂いがある。夏、黄色い花を開く。実はやや平たい球状で赤く熟す。南アメリカのアンデス山脈の高地が原産で、日本には明治後期に渡来。生食のほかジュースやケチャップに加工。蕃茄。あかなす。さんごじゅなす。
(1)トマトは「○○の実」と呼ばれていた?!
1:黄金
2:悪魔
3:夢
答えは【2】の悪魔。
実はトマトは、ベラドンナという猛毒の植物によく似ていたことから「悪魔の実」と呼ばれていたんです。
では、なぜ悪魔の実と呼ばれていたトマトが現在は世界中で食べられているのでしょうか?