足の専門医が警鐘「歩かないと足の血が逆流する」 むくみ、だるさ、冷えを感じたら早めのケアを
足のむくみ、だるさ、冷えは「血行悪化」のサイン
私は足の専門医として、さまざまな足のトラブルを診てきました。むくみやだるさなど、足のトラブルに悩んでいる人は、実にたくさんいます。しかし、症状を自覚していても、がまんしたり、放置したりしている人もたくさんいます。
足のむくみ、だるさ、冷えは、足の「血行」が悪化しているサインです。何も対処せずに放っておくと、症状が進んで、大変なことになってしまいます。さらに、「下肢静脈りゅう」になって、足が凸凹になってしまうかもしれません。下肢静脈りゅうは、血行の悪化が進んで、血管が壊れてしまう病気だからです。
一般的に、下肢静脈りゅうは命に関わるような病気ではありませんが、つらい症状や外見の醜さで悩んでいる人がたくさんいます。そして、自然治癒することがなく、何もせずに放置していると、どんどん悪くなってしまう、厄介な病気でもあります。
とはいえ、早いうちにきちんとケアすれば、お金をかけずに「足の健康」は保てます。日常生活の中で、足の血行をよくするように心がけることで、足の不快なトラブルを解消したり、下肢静脈りゅうの発症や進行を遅らせることが可能です。
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