都内在住のAさんは今年1月、神奈川県内の有料老人ホームに入居していた母親を新型コロナウイルスの感染によって亡くした。93歳だった。
母親は75歳の時に認知症を発症。Aさんが自宅で介護をしていたが、7年前に母親が骨折をしたことをきっかけに施設に入所。入所後も、Aさんは母親の世話をするために毎日施設に通っていた。
「介護職員はぎりぎりの人数で働いているから、入所者1人ひとりに時間をかけられない。母親は自分で食べ物を口まで運ぶことができなかったため、私が毎回食事を介助していた」
母親が亡くなったのは、コロナ禍での面会制限でいつものように会えない日々が続く最中だった。Aさんが食事介助できず、固形物をうまく食べられなくなっていた。施設から送られてくる母の写真は、以前より痩せていたという。
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