4年の間に人も入れ替わっているでしょうし、ご無沙汰しすぎて気まずいこともあるかもしれないけれど、少しでも「彼女が戻ってくる」「楽しみだね」と思ってもらえていれば、居心地が断然違ってくると思いますよ。私自身も「仕事人としての自分」を取り戻そうとメンテナンスを頑張るメンバーには、やっぱりいろいろ世話を焼いた記憶がありますから。
ここまで準備できればきっと、気持ちが随分楽になり、復帰も楽しみになるはずです。そこから先は、少しでも早く「仕事人として」のあなたと「人間力の上がった」あなたのハイブリットで、懸命にいい仕事をするだけです。
まっすぐ行かなかったことで、開ける道もある
私の先輩で、今やグローバル企業の経営陣の方がいます。その方がよく「3度の研修より1度の異動、3度の異動より1度の転職」と言っていました。その頃は私も若くて、キャリアを直線的にしか考えられていなかったのだと思います。まっすぐ1本ある道をどんどん行く、誰かより早く行く、ということだけでなく、まったく違う道を選ぶことで、これまでの自分と違う新しい自分を見つけることもある。
新しい道を選ぶことは、本当に怖くてたまらないことだけれど、経験のバリエーションが、その後の選択に自信を与えてくれるんだ、と教えてくれたのだと思います。
4年ぶりの職場復帰はとても怖いことだと思います。でも自分のした選択を信じて、しっかり復帰してほしいなと思います。くれぐれも復帰をあきらめて退職なんてしてはいけませんよ。後輩の道を閉ざすことにもなってしまう。転職したんだ、くらいの気持ちで臨めれば、何もかも新しく始められるはずです。戻る場所がある幸せに感謝しながら、ワーキングマザーを楽しんでみてくださいね。新しいあなたの可能性が待っていると思います。応援しています!
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