「話題豊富な人」が日々実践するネタ発掘の超技術 やりがちな話題のストック、共通点探しはNG
まだ相手のことをよく知らない関係性だと、馴染みのある話題を探すのに時間がかかります。しかし、「相手が所有・所属しているもの」は、すでに手に入れている情報であることが多いのです。
とくにおすすめなのが、「①名前」「②会社・学校」「③今いる場所」の3つです。
①まず、名前を話題にすることについてですが、難しい切り口は必要ありません。あなたの素直な気持ちや感じたことを、相手に伝えるだけです。たとえば、相手の苗字に対して「珍しい苗字だなぁ」と思ったら、
「珍しい苗字だと思ったのですが、言われませんか?」
と聞いたらいいのです。
ほとんどの人は、名前について質問されて不愉快に感じないはずです。あなたが疑問に思ったことを素直に口に出すことが、雑談を成立させる基本姿勢になります。
名刺には雑談のネタが詰まっている
②所属している会社・学校も、相手に馴染みがあるので話が広がりやすい話題です。
もし事前に相手の会社・学校がわかっているならば、会う前にホームページなどで所在地、社長の名前や創業年、企業理念などを調べて準備しておくことも、有効な時間の使い方です。5分程度調べるだけで、あなたの雑談への緊張やストレスが軽減されると思えば、効率的な努力とも言えます。
また、仕事上の話だと、名刺には雑談の話題がたくさん詰まっています。たとえば部署を見て、「主にどんなお仕事を担当されているのですか?」と聞くのもいいですし、「ずっとこの業界におられるのですか?」と幅を広げた質問をするのもいいですね。
ぜひ今後は、渡された名刺から1つ話題を見つけるように、意識してみてください。
③今一緒にいる場所も、相手と自分の共通する所属している空間になります。たとえば、
「この場所には、どのように来られたのですか?」
「この近くに新しいパン屋さんができたみたいで、帰りに買っていこうかと思ってるんです」
このように話題を振ることができます。また、今の場所に来るまでのエピソードも話題になります。
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