独自体験で視野広げる「東京の個性派ホテル」3選 日本茶、アート、劇場とコンセプトは多種多様
レストランでは、和を取り入れたメニューに刷新。ごはんにこだわった朝食から、懐かしいメロン味のクリームソーダやあんみつなどのスイーツ、夜はダシにこだわったおでん、目の前で焼き上げる焼き鳥など、親しみやすい和食が中心。リーズナブルなランチは、地元の人も利用しやすい料金設定になっています。
1階のホテルフロント付近には、昭和の香りがする駄菓子やおもちゃコーナーがあります。キャベツ太郎やココアシガレット、うまい棒など、ノスタルジックなパッケージばかり。レストランを利用して、帰りにおみやげをここで仕入れていくお客さんもいるそうです。
「和」と「粋」が詰まった全室異なるデザイン
30の客室は、それぞれインテリアが異なります。それでいて、共通しているのは、江戸を感じる“和”や“粋”な風情。各部屋に用意された、和情緒な小物やオブジェが目を楽しませてくれます。
客室のうち、3~4階は二段ベッドもあるファミリールーム。気分転換にちょうどいいベランダ付きの客室が多く、素泊まりや1泊してのワーケーションに利用するゲストが増えているそう。
ゲストコメントで好評なのが、ミニバー。ラムネやコーラ、バヤリーズなどの瓶入りのドリンクなど、昭和な品ぞろえです。栓抜きを使ってフタを開ける行為も、どことなく新鮮かも。
アメニティーはヒノキの香りが爽やかな「SOMALI(ソマリ)」を使用。オリジナルの館内着は伝統的な“和晒(わざらし)製法”で仕上げたダブルガーゼ。やさしく、さらりと気持ちいい肌触りです。
おすすめのお部屋は、10階にある「スイート・キング・ペントハウス」(Room1001)。傾斜したフルハイトの窓は浅草の街とシームレスにつながったよう。広さも50平方メートルあるので、開放的です。
Room1001で注目はベッド! 海外から取り寄せたスペシャルな仕様で、フカフカ感に包まれて、寝心地がバツグン! 一度横になれば、その違いに気づくはず。ちなみに、お値段1000万円だとか。そしてバスルームには、ネオンきらめくスカイツリーや浅草寺を望むビューバスが! ちなみに、18時以降の遅めのチェックインならば、グッとリーズナブルに滞在できます。
・日本でここだけの劇場一体型
・ROOM1001のベッドとビューバス!
・昭和レトロの駄菓子やドリンクが懐かしい
「食・エンタメを通して存分に楽しめて、ゲストが街・文化・地元の人々とつながり、旅のスパイス的要素となるホテル」
住所/東京都台東区浅草 2-16-2
HP/https://asakusakokonoclub.com/
予約・お問い合わせ/TEL 03-5830-6533
●スイートキングペントハウス4万8000円~、スイートキングデラックス4万8000円~、ジュニアスイートキングテラス3万8000円~など(素泊まり、1室料金、税込み)
(写真・文/古関千恵子)
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