体が不調な人に伝えたい「内臓を整える」重要性 コンディショニングの専門家が改善法を伝授

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内臓力が整えば人生まで好転する! その理論をゲッタマンが提唱します(写真:LEON編集部)
以前と比べてカラダが思うように動かない、いまひとつヤル気が湧かない……といった、現代の大人世代の皆さんが抱えている不調。それらを取り除くには「 “内臓力” を高めるのが早道です」と提唱するのは、独自のメソッドで多くの著名人のコンディションをサポートし、またメディアなどでも幅広く啓蒙活動を行う“ヒューマンアーティスト”のGETTAMAN(ゲッタマン)さん。
著書『ももクロゲッタマン体操』(主婦と生活社刊)のヒットでも知られるご本人に、その理論と、“内臓力”を整えるエクササイズについてお伺いしました!

つねに緊張状態に置かれ、心身がオーバーヒートする

──現代人は何らかの不調を抱えがちですよね。とくに40〜50代の男性は、カラダと心にどんな問題があると思われますか?

本記事はLEON.JPの提供記事です

ゲッタマン:いまはコロナ禍ということもありますが、多くの現代人は漠然とした不安やストレスを感じていますよね。つねに緊張状態に置かれている。

つまり、交感神経が先立ちすぎて、副交感神経のスイッチが入りづらくなると、人間の心身もオーバーヒートを起こしてしまうんです。

すると、脳・免疫力・内臓力の三位一体のバランスが崩れて、さまざまな不調を引き起こしてしまう。40〜50代の多くの男性は、まさにその傾向にあるコアな世代です。

また、現代ならではの生活リズムの乱れや、内臓を疲れさせる食生活も、私たち人間に本来備わっている「自己治癒力」「自己浄化力」「自己免疫力」を損なわせているんですね。

──なるほど。夜更かしや添加物の多い食品なども慢性的な疲労の原因なんですね。そのほかにはどんな問題がありますか?

ゲッタマン:オフィスや自宅で座りっぱなしだったり、利き手側を酷使するような生活スタイルだったり、さまざまな要因で骨盤が開き、骨格や姿勢が歪んでしまっている人がものすごく多い。骨盤が安定していないと、横隔膜・腹横筋・骨盤底筋といった内臓を支えるインナーマッスルも正常に働かないので、これも内臓の機能を低下させてしまうんです。

内臓は24時間働いているので、きちんと動けば自然と代謝が上がり、カラダ全体のコンディションも整うのですが、その“内臓力”が弱まっている人が多いんですね。

また、カラダが歪んでいると、胸郭が狭くなり呼吸しづらくなります。呼吸が浅いと副交感神経のスイッチが入りづらく心身の緊張状態が続き、カラダの不調を引き起こすという悪循環にも陥りやすくなるんです。

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