外資系管理職の「判断力」を短期で高める学習法

「検討する」が常套句の管理職は消えていく

スピードが命である外資系は、「一度持ち帰って検討します」が通用しない世界だそうです。「ジョブ型」雇用で高く評価される管理職の条件とは? (写真:asaya/PIXTA)
「ジョブ型」雇用が急速に広がるなか、管理職もこれまで以上に能力と成果で評価される時代となった。「ジョブ型」雇用で高く評価される管理職の条件とは何か。元外資系エグゼクティブで『管理職3年目の教科書』を著した櫻田毅氏が解説する。

外資系管理職は何よりも「判断力」を磨く

雇用形態をメンバーシップ型からジョブ型へと移行する日本企業が増えているなか、能力と成果による人材価値の再評価がますます広がっていくことでしょう。テクノロジーの急速な進化や商品サイクルの短期化といった環境変化もとどまるところを知りません。私たちはつねに自分の人材価値を意識しながら、時代に遅れないスピードで自身の成長を加速させていく必要があります。

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この点、私が勤めていたアメリカ企業をはじめとするジョブ型雇用の外資系企業の人たちは、みな極めて高い成長意欲を持っていました。日本よりもはるかに流動化が進んでいる外資系の人材市場において頼りになるのは、所属している企業名や肩書きではなく「仕事の能力とそれを裏付ける実績」という一点だからです。

正解のない時代の自己成長に関してとくに意識すべきことは、どれだけ上質の「判断力」を身に付けているかです。専門的な能力が同じレベルの人でも、正解のない局面でどのような判断をするかで結果が変わってくるからです。

とくにスピードが命である外資系は、「一度持ち帰って検討します」が通用しない世界です。たとえ不十分な情報しかなくても、その場で即断することを求められます。したがって、外資系のビジネスパーソンたちは、できるだけ質の高い判断を即座にできるための判断力を磨くことに貪欲です。

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