沖縄でも激化する「外資系ホテル戦争」

マリオット、リッツに続きヒルトンが新規開業

7月2日にオープンしたヒルトン沖縄北谷リゾート。客室の8割がオーシャンビューになっている

一面がガラス張りになったエントランスロビー。その外には水が流れ、遠方の海岸線と一体化して見える。「海辺に沈む夕日の眺めがすばらしい」。レイチェル・デイビッドソン総支配人は誇らしげに語る。

世界的なホテルブランドの代表格、ヒルトン・ワールドワイドが運営するヒルトン沖縄北谷リゾートが7月2日、オープンした。総客室数346室は沖縄では標準的な規模だが、全体の8割にあたる286室が海沿いのオーシャンビューだ。

屋内外のプールは家族連れでも楽しめるうえ、フィットネスセンターやスパも完備。室内装飾には地元の意匠が織り交ぜられ、従業員のユニフォームもエイサーの帽子や紅型(びんがた)の帯がデザインされている。

立地するのは、那覇空港から車で40~50分の場所。ショッピングモール「美浜アメリカンビレッジ」に隣接し、本島のほかの観光地へのアクセスもよい。

2012年にはリッツが進出

北谷リゾートは、ヒルトンにとって1984年に一度撤退した後、2012年に再進出してから2軒目となるホテルだ。東京都心部では“雨後の筍”のように外資系ラグジュアリーホテルが林立しているが、近年、沖縄でも同じような状況になりつつある。

次ページなぜ外資進出が相次ぐのか
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 御社のオタクを紹介してください
  • 就職四季報プラスワン
  • 小幡績の視点
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
菅新政権が誕生しても<br>「安倍時代」は終わらない

牧原出氏執筆の連載「フォーカス政治」。9月16日に菅新首相が誕生しましたが、施策の基本線は「安倍政権の継承」。惜しまれるように退任し、党内無比の外交経験を持つ安倍前首相は、なお政界に隠然たる影響力を保持しうるとみます。その条件とは。

東洋経済education×ICT