東大生も納得「ドラゴン桜」本質すぎる受験心得 「他人に責任転嫁する子」に東大合格は困難
「弱さを知り、強さに変える」
この言葉が象徴する通り、東大生は自分の弱点を知ろうとすることや失敗から学ぼうとする姿勢が非常に強いです。東大でトップクラスの成績を取った医学部の東大生は、「模試の結果が悪かったら逆に喜んだ」と語っていました。
「模試の結果が悪いってことは、自分が改善するべきポイント・伸びしろがいっぱいあるってことじゃん。逆にいい点数ってことは、自分のできないことがわからなかったってことで、受けた意味があんまりないってことなんだよね」
自分の責任として、自分の弱点と向き合う姿勢があるからこそ、彼は成績がよかったのではないでしょうか。逆に僕は、自分の弱点と向き合わなかったから成績が悪かったんだと思います。
「先生や親が言うから」では馬力が足りない
東大生が東大を目指した理由というのは非常に多様です。「社会を変えたい」「弱者を救いたい」というような高尚な目的の人もいれば、「アイドルと結婚したい」「東京に上京したい」とか、人によっては低俗だと感じる理由で目指した人もいます。でも、誰もがみんな、「自分がこうしたい」という考えを持って勉強していたという人たちなんです。
逆に、「自分がこうしたい」がない受験生は、最終的に残念な結果に終わる場合があるといいます。予備校の先生に取材すると、「『先生が言うから』とか『親が言うから』とか、そういうふうに語っている学生は、結局最後の馬力が足りなくて受験に落ちる場合が多い」と言っていました。
そういう「誰かが言うから」と言って受験していた人は、受験に失敗しても「他人の責任」にできてしまうんですよね。自分の責任で受験していないから、最後の最後で必死さが足りなくなってしまう、と言うわけです。いかがでしょうか。
「人生を変えられるのは自分しかいない。こいつらが自分で目を覚ますしかないんだよ」
桜木先生のセリフは、誰かのせいにせず、自分の責任としていろんなことを考える必要がある、ということを象徴しているのではないでしょうか。
もちろん、他人のせいにしたくなることもあると思います。自分のせいだと考えすぎて、辛くなってしまうこともあると思います。でもそういうときでも、「ここで自分の責任だと思えば、自分は成長できるかもしれない」と考えることも必要なのではないでしょうか。
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