東大生も納得「ドラゴン桜」本質すぎる受験心得 「他人に責任転嫁する子」に東大合格は困難

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僕は昔、自分の成績が悪いのは「他人のせい」だと思っていました。「先生の教え方が悪い」とか、「自分は頭が悪いのは、遺伝的なものだ。親がそういうふうに産んでくれなかったんだ」とか、「運が悪かった」とか、そんな思考をして、「自分が悪い」と思うことをやめていました。

本当は、自分の努力が足りなかっただけかもしれない。本当は、自分が勉強していなかったから成績が悪いのかもしれない。

でも、そんなふうに自分の責任にする勇気はなかったんです。自分の責任にすると言うことは、誰のせいにもできないということに他なりません。「できない自分」「自分の弱さ」「自分の実力・努力不足」、そういう弱点に目を向ける勇気がなかったのです。

同じようにきっと僕は、勉強以外のことも自分の責任だと思っていなかったんだと思います。何かうまくいかなくても自分の責任じゃない。だから何かうまくいかないことがあっても、平気な顔をして「俺のせいじゃない」と言って、真面目に取り組まない。こういう思考をしている学生は、東大に合格できません。なぜなら、自分の弱点をずっと放置して、成長する機会を逃し続けてしまうからです。

弱点に目を向けると自分を成長させられる

弱点って、本当は目を向けると自分を成長させることができる、最強の道具なんですよね。他人の責任にしているうちは気づけないですが、自責をすることができる人間は、どんどん成長することができるわけです。

ドラゴン桜では、こんなコマがあります。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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