河野太郎「ワクチン接種対象者分の供給にメド」 ファイザーと「実質合意」9月末迄に必要量確保
橋下徹レギュラーコメンテーター:16歳以上の対象者分、回数はちょっと明確に言えないということですが、16歳以上の対象者分のワクチンを国内に入れることができるということなのですか。9月までに。
河野:まだ(輸入時の)EU(ヨーロッパ連合)の承認が現在でも続いております。そこだけは前提条件として付きますが、EUの承認がとれる限り、9月末までに必要な量は日本に供給される、そういうことで了解していただいた。
橋下:ファイザー製の追加ワクチンは、アメリカの工場のものではなくて、あくまでもEUでの工場のものが日本に入ってくるということなのか。
河野:これからそうした詳細については詰めていくことになりますが、総量として日本に供給するということはお互い了解済みだと思います。
松山:ファイザー社はアメリカでもそのミズーリ州やマサチューセッツ州などの工場でも作っているようだが、そうしたものも日本に輸出してもらう可能性もあるのか。
河野:詳細な搬送についてはこれから詰めるということになりますので、決まった時点でまたお知らせをしていきたいと思います。
実際にはどういう調整が行われているのか
松山:菅総理とファイザーCEOとの電話会談の「事前調整」は、関係者などの取材を通じて、河野大臣が、水面下で調整されたという話も。実際にはどういう調整が?
河野:日頃のファイザーとの、もうワクチンを1便早くくれとか、何日早くくれという交渉はやっております。今後のいろいろなことを考え、ファイザーの追加供給をお願いした方がいい、それはもう自治体がこのファイザーのワクチンを打つということで態勢をとってありますから、この自治体の今の接種体制に、さらにファイザーのワクチンを余分に流して行くと言うことが、多分ワクチンの接種のスピードを維持して行くうえでは大事なことだと思います。