「五輪反対」で池江璃花子を批判する人の理不尽

「奇跡の復活」彼女を悩ませる心なき声の正体

難病を乗り越え競技の最前線に戻ってきた池江璃花子さん(写真:YUTAKA /アフロスポーツ)

競泳の日本選手権で4冠を達成し、東京オリンピック女子代表に決まった池江璃花子さんが4月14日、オンライン会見を行い、ちょうど100日後となった本大会への思いを語りました。

しかし、その様子を報じたニュースが思わぬ波紋を呼んでいるのです。歓喜の池江選手に待ち受けていたのは、まさかの猛批判。なぜ奇跡の復活劇で人々を感動させたばかりの池江選手に厳しい言葉が浴びせられ、それにはどんな理由があるのでしょうか。

まずこれまでの流れを時系列で説明すると、池江選手は2016年、16歳でリオデジャネイロオリンピックに出場。競泳チーム最多の7種目にエントリーし、2018年のアジア大会では6つの金メダルと最優秀選手の栄誉を獲得するなど、「東京オリンピックの顔」と見られていました。

ところが好事魔多し、2019年2月に白血病を公表して長期療養に突入。競技から離れて治療に専念していましたが、2020年3月にプールでの練習を再開し、8月の大会では1年7カ月ぶりの実戦復帰を果たしました。

さらに今年2月には、「東京都オープン」で復帰後初優勝。4月には東京オリンピックの代表選考会を兼ねた日本選手権に出場し、8日間で11レースのハードな日程を乗り越えて見事4冠を達成したのです。

「本当に頑張ってきてよかった」

池江選手は14日の会見で、「まさか(出場した)全部優勝して(オリンピック出場)内定を2ついただけるとは思っていなかったので凄くうれしかったです」と喜びを語ったほか、「結果が出たのは偶然ではなく必然だと思っていて、タイムが出るような練習をやってきた自信があったと思うので、本当に頑張ってきてよかったです」とトップアスリートならではの自信をにじませました。

次に、「7月まで『あと3カ月しかない』と思う反面、『3カ月もある』という。『この1カ月、2カ月の中で自分はどれだけタイムを縮めてきたんだろう』と考えたときに、『(残り3カ月で)何秒縮まるんだろう』というワクワクも凄くあります」「オリンピックという舞台でいかに自分の名前を残すことができるか」などと自身への期待も披露。

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