初心者も難しくない「心整う観葉植物」の育て方 自宅で過ごす時間が増えた今が絶好の機会

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約50㎡のLDKで30種類以上のグリーンを育てている曽我さん。数は多いが3つのゾーンにまとめているので、居住空間はすっきり(写真:清永 洋)
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家で過ごす時間が以前よりも増えたいま、室内に置く観葉植物の人気が上昇中。緑が身近にあるだけで心が癒され、部屋の雰囲気もリフレッシュして、おウチ時間がもっと“いい時間”になるというわけで。そこで、観葉植物の奥深い魅力やビギナーでもできる育て方のコツを、プロに教えていただきました。

本記事はLEON.JPの提供記事です

今回お話をうかがったのは、インテリアショップ「アクタス」のライフスタイル開発チームに所属する曽我広範さん。マーチャンダイジング部門で、観葉植物のセレクトや仕入れの管理などを手がけているスペシャリストです。

「日々、探究心を刺激されます」

以前はアパレル会社に勤務していた曽我さん。いまでは自宅で30種類以上の観葉植物に囲まれて暮らしていますが、なぜそれほど植物に魅了されているのでしょう。

「自然が、こんな形や模様を生み出していると思うと不思議だなと。日々変化していくのも面白い。手をかけたことに応えてくれるのもうれしいし、予想外の育ち方をすることもある。そうした喜びや、意外な気づきをつねに与え続けてくれるところが、いいんですよね」

東向きの腰高窓の周辺には、ハンギンググリーンや鉢植えをまとめている。一見、無造作に置かれているように見えるが、葉色でグラデーションをつけたり、葉の形状が近いものを寄せたりと計算して配置。日陰になる下部にはシダ系をまとめるなど性質にも配慮した(写真:清永 洋)

観葉植物の状態をよく観察し、定期的に手入れをすることは欠かせないそうですが、それでもそんなに面倒ではないと笑います。

「つねにじっくりと時間をかけて、というわけじゃないんです。週に2回くらい水やりしたり、寝る前にちょっと手入れをしたり。それは自分にとってのマインドフルネスというか、気分をリセットできる時間なんですよ。それに、弱ってしまった植物を元気にする方法を試行錯誤しているうちに自分の情報をどんどん更新できて、探究心を刺激してくれる。苦だと思うことはないですね」

次ページ「性質が似た植物をグルーピングすると手入れが楽」
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