(第36回)<知花くららさん・前編>ミス・ユニバースと編集者の選択で揺れる

(第36回)<知花くららさん・前編>ミス・ユニバースと編集者の選択で揺れる

今回は、2006年ミス・ユニバース・ジャパンに選出、世界大会第二位に輝き、現在はモデルをはじめ、リポーター等で多彩に活躍する知花くららさんのお話です。
 上智大学在学中、マスコミ就職を希望し、大手出版社の最終面接から内定まで、難関を切り抜け順調に進路が固まっていく中、内定企業の社長が発した「今しかできないことを!」という一言でミス・ユニバース・ジャパンに応募。内定を辞退し、本大会に臨み世界大会で二位と見事結果を出しました。こうした人生の大きな転機となったできごとや、沖縄で過ごした中学・高校生時代のことなど、お話いただきました。

●就職活動は、自分をアピールする術を学ぶよい経験。

知花くらら 大学生の頃の就職活動では、出版社をいくつも受けました。内定をいただいた出版社の最終面接では、社長が私の書類を見ながら「君、他のところはどうしたの」と尋ねてきたので、「試験で落ちました。私に向いていなかったのです。試験の問題が!」と答えました(笑)。そしたら、「君ねぇ、こっちの点数も悪いよ」と言われてしまい(笑)、「うわぁ、スミマセン」と笑ってごまかしました。就職活動って縁なんだなと。内定が決まったときは、すごく嬉しかったです。

 就職活動は、最初は手探り状態でしたが、ひとつ内定が出たとたんにつぎつぎと内定が出はじめ、そうなると自分のアピールしたいところがわかってくるのです。人前で話すことにも慣れ、緊張しながらも自分のペースに持っていく、その場をできる限り自分の色に染めてもいいのだという経験は、ミス・ユニバース本大会に出るときに大いに役立ちました。しかし、ミス・ユニバース・ジャパンに応募した後のスピーチレッスンで、「あなたの自己紹介、就活みたいね」と先生に言われちゃいましたけどね(笑)。しだいに、外見を着飾り、舞台の上に立って自分の思いを伝えるということにも慣れ、結果も出すことができ、それはやっぱり大きなターニングポイントでした。
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