「人事の噂」好き上司が20代に煙たがられる理由

できる人は「コントロール不能なもの」に無関心

経営層人事の噂話をしたがる上司は、20代から煙たがられます(写真:OCEANS編集部)

3月や9月は多くの会社の半期末になっており、4月や10月の人事異動や昇進・昇格などが発表される季節でもあります。サラリーマンたるもの偉くなってナンボ、という考えがまだまだ残っていたわれわれのような世代にとっては、なんとなくそわそわする時期です。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

自分自身の異動はもちろんのこと、次の社長はどうなるのかとか、どこの事業部のトップは誰になりそうだとか、自分の仕事の方向性に大きな影響を与えるポジションでなくとも、興味の対象として、ここかしこで噂話に登るものです。

とくに中間管理職層は、経営幹部人事によって自分も影響を受けることもあり、より興味を持つことでしょう。

できる人はコントロールできないものには興味なし

しかし、組織で働く人にとって、自分よりも上位層の経営幹部の人事などは、コントロールできないものです。社会は民主主義ですが、会社は残念ながら民主主義ではありません。

こんなとき私は、昔プロ野球選手のイチローさんや松井さんが「自分にコントロールできないものにいくら関心を持っても仕方がない。自分がコントロールできることに集中する」と言っていたことを思い出します。

高業績を上げる人は、気にしてもどうしようもないことに精神的・身体的リソースを無駄に使わない。人の認知資源には限界があるわけですから、成果を上げることだけに集中すべきということです。

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