成長期の子に必要な「骨を強くする」食習慣とは 代表格「カルシウム」の摂取だけでは不十分だ

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成長期の運動・栄養・睡眠によって骨量は決まると言います(写真:topic_kong/PIXTA)
子どもの100年の人生を支えていく「骨」。将来の骨折、骨粗しょう症、腰痛、外反母趾などに悩まされないために、そして、歯の土台となる骨を育てて歯並びをよくするために、幼児期の「骨育」が重要です。
自身も0歳と4歳の子を育てる予防医療・栄養コンサルタントの細川モモ氏の新著『成功する子は食べ物が9割 幼児食』では、運動能力と身長を伸ばすために実践すべきことが解説されています。
本稿では、同書から一部を抜粋・編集しお届けします。

子どもの成長は体の部位によって、めざましく発育発達する時期が違っていることをご存じでしょうか。「骨」について言えば、子どもの骨の端には「成長軟骨」といわれる、成長をつかさどる軟骨層があり、思春期が終わるころには閉じてしまい、それとともに身長の伸びも落ち着きます。

また、骨量は成長期の運動・栄養・睡眠によって決まり、大人になってから努力をしても、大きくふやすことはできません。

小学生以降、「骨折率」が上昇

小学生以降、外遊びが減ってゲームなど室内遊びが増えていくので、骨折率は上昇します。

さらに、歯と歯茎を支えるのも骨ですが、近年、永久歯の数が足りなかったり、歯が黄ばんで欠けたりするエナメル質形成不全になっている子どもが10人に1人いる、という調査報告があります。※日本小児歯科学会「永久歯先天欠如の発生頻度に関する調査研究」より

骨を強くし(骨量・骨密度を高め)、骨(身長)を伸ばすためには、「運動」と「食事」が2本柱になります。カルシウム代謝は骨に負荷をかけることで促進されるので、公園遊びなどで歩く、走る、ジャンプする、よじ登る、飛び降りるなどは、子どもの足を強化する重要な運動です。

私たちの調査では、大人になって骨密度が高かった人がやっていた部活は、剣道、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、テニスなどです。裸足だったり、飛んだり跳ねたりして、骨に刺激を与えるスポーツをやっていた人は、骨密度が高い傾向にあります。

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