人気復調?「ゴルフ練習場に若者増」の驚く実態 売上高は5カ月連続で前年同月比プラス

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第2回の緊急事態宣言が出た後、自宅待機が多くなっている筆者の姪から「ゴルフを始めたいから練習場に行ってみたい」と連絡がきた。ゴルフをしている、もしくは始めたという20代の同年代の同僚がいるのがきっかけの1つだという。

対面を最小限にするために導入されているICカードチャージ機(写真提供:フナボリゴルフ)

そこで筆者が利用している練習場に連れていった。練習場の今を取材する機会にもなった。

久しぶりに行ったのは、東京・江戸川区にある屋外練習場「フナボリゴルフ」。平日の昼間で、待ち時間はなかった。以前のような対面式の受付ではなく、100円で会員になると打席番号とICカードを渡されるところまでが対面になっていた。

ICカードチャージ機でカードにお金をチャージし、入場料500円を支払い、使用するボールのカゴ数を入力する。ボール数は曜日や打席のある階によって変わるが、平日2階の打席で1カゴ75球1100円だった。

レンタルクラブでいざ練習へ

姪はゴルフ用具をまだ持っていないので、レディース用のクラブ(9番アイアン)を300円で1本借りた。

打席近くのボール貸出機にカードをかざすとボールが出てくる。ICカードで対面を最小限に抑える感染対策をして、接触を防いでいる。

初めてなのでグリップの仕方とだいたいの構え方、振り方を教え、周りの人を見てどんな感じに打っているか、それを真似して素振りを多くさせてから打たせた。

若いだけにのみ込みが早く、10球に2、3球ぐらいはちゃんと当たるようになり、ボールを1カゴ追加した。楽しかったようで、自分のクラブをそろえてやってみようという気になったようだ。これからが大変なのだが、まずはやる気を尊重しよう。

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