「密になりがちな仕事の人」に知ってほしい対策 建設業や不動産、百貨店などで様々なサービス

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タイムリープは2019年6月の創業。遠隔接客システムはサービス産業における人手不足解決を目的に開発した。コロナの感染拡大を受け、接客のリモート化への関心が高まり、20年6月のサービス開始から半年で「200社以上から問い合わせがあった」(同社)という。

企業は月額のシステム利用料を支払い、接客は自前で行うほか、タイムリープ側が用意する接客スタッフを活用することもできる。シェアオフィスやビジネスホテルの受付チェックインなどで導入が進む。望月亮輔代表は「人工知能(AI)による接客自動化はまだ精度に課題がある。顧客の満足度を落とさないためには人手が必要」と話す。

従業員同士の濃厚接触を計測する

ピクシーダストテクノロジーズ(東京都千代田区)は、オフィスや店舗、建設現場など働く場における感染症への安心・安全性を高め、かつ感染者の発生時には影響範囲を最小化するサービス「magickiri(マジキリ)」を始めた。空気の流れを分析して感染症対策に役立てる「Planning(プランニング)」と従業員の接触状況を把握する「Monitoring(モニタリング)」という2つの機能を持つ。

ピクシーダストテクノロジーズのPlanning機能(写真:ピクシーダストテクノロジーズ提供)

Monitoring機能では、従業員同士の濃厚接触を計測し、感染発生時の事業への影響の最小化を実現。従業員はカード型の専用端末を身に着けるか、スマートフォンに専用アプリを導入する。専用端末には高精度の近距離通信技術を搭載。従業員間の距離や接触時間が、例えば「1メートル以内で15分間」など濃厚接触基準に抵触しそうになると光と振動による「アラート」を発信する。

管理者はパソコンやタブレットを通じて接触記録を従業員ごと、時間ごとに閲覧できる。「AさんとBさんは接触が多いのでシフトを調整しよう」などとデータに基づいて感染予防策を立てられる。万が一、感染者が発生した場合でも記録によって濃厚接触者を迅速に特定できるため、出社停止者を最小限に抑えられ、保健所への報告も円滑に行える。

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