太陽電池事業は、今後数年で格付け評価上の比重が一段高まる可能性《スタンダード&プアーズの業界展望》

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主要な技術間競争は一段と激化する方向

現在、多くのメーカーが多様な技術方式を通じて、製品信頼性や発電効率の向上、製造コストの低減を進めている。これまでは、高純度で変換効率が高い「単結晶シリコン型太陽電池」と、単結晶型よりもコストが安い「多結晶シリコン型太陽電池」が主流だったが、原料のシリコン使用量が少なく量産化も進展している「薄膜シリコン型太陽電池」や、製造コストが非常に安い「化合物薄膜型太陽電池」なども市場シェアを高めている。

09年には、「化合物薄膜型」技術を用いた太陽電池を積極的に販売して、出荷シェアを大きく伸ばした米ファーストソーラー社が、初めて世界シェアで首位に躍り出た。現在の太陽電池事業には激しい技術間競争があり、技術革新のスピードが市場地位の浮沈を左右する可能性がつねに存在する。スタンダード&プアーズが太陽電池事業のリスクが高いとみている大きな要因の1つがここにある。

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