第3回ダイバーシティ経営大賞・審査委員長総評--谷本寛治・一橋大学大学院商学研究科教授  

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 次に仕事と家庭生活の両立を推進する「ワークライフバランス部門賞」ですが、大和証券グループ様が高く評価され、受賞となりました。なかでも、トップの強いリーダーシップが私たち審査員の目を非常に引きました。

チーフ・ワークライフバランス・オフィサーを置き、毎月毎月テーマを定め、それについて全社あげて取り組んでこられました。今後もこうした取り組みを継続され、業界のリーダーになっていただくことを期待しております。

「女性管理職登用部門賞」は、アクセンチュア株式会社様とファイザー株式会社様の2社が受賞されました。

アクセンチュア様については、「女性の育成過程の見える化」という点が、われわれが特に評価した部分です。たくさんの女性のシニアエグゼクティブを輩出され、また、いわゆるダイバーシティ・スコアカードという形で、何をポイントにすべきかを明確にしながら、内部で管理をきちんとしているところが高く評価されました。

ファイザー様は、女性のMRがなかなか育ちにくかった日本の中で、女性MRの支援・活用について業界の先達となるような取り組みを進めてこられました。充実した子育て支援等によって、女性管理職あるいは役員の方々が活躍できる場を、長年かけてつくってこられた点が評価されました。今後はさらに多様な人材活用に広げていかれることを期待しています。

最後は、今年新設しました「従業員多様性部門賞」です。同賞は、昨年、「女性管理職登用部門賞」を受賞された日本アイ・ビー・エム株式会社様が受賞となりました。

長年にわたり障害者や外国人、高齢者雇用を続けられてきたことに加えて、「GLBT」、いわゆる同性愛者あるいは両性愛者ということですが、本社においてそうした取り組みを積極的に進めてこられていますが、日本においても積極的に行われていることが高く評価されました。

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