正月太りに効く「おでんダイエット」の注意点 「具材の選び方」を間違えるとその効果は激減
どんなにダイエットに優れた食事法があったとしても、作るのが大変だったり、味気なかったり、満腹感が伴わなければ、長続きはしない。
途中で挫折してしまえば、これまでの努力は水の泡。リバウンドへまっしぐらだ。まさにそんな失敗を繰り返してきた人も多いだろう。
そんな心配も無用なのが「おでんダイエット」だ。
「おでんなら今の時季、コンビニでも手に入りますし、おいしくてボリュームもある。しかもダイエットの大敵である冷えを内側から解消してくれる。まさに冬にぴったりのダイエット法です」
そう話すのは管理栄養士の高岡由貴さん。ただし、具材の選び方を間違えると効果は激減だそう。そこで賢いおでんダイエットの方法を教えてもらった。
ところで本当におでんはダイエットにいいのだろうか。
「調理にほぼ油を使っていないので、低カロリーですし、低糖質なものから、食物繊維が豊富なもの、高タンパク質なものまで、幅広い具材があるので、ダイエットにとても向いています」(高岡さん)
まずはダイエット向きの具材を発表!
ダイエット向きの具材はどれだ!? 部門別に公開!
まずは部門別にご紹介しよう。
【高タンパク質編】
「筋肉をつけたい方はタンパク質をしっかり摂れる食材を選びましょう。1日に必要なタンパク質量は体重×1〜1.5g。筋トレをしている人なら体重×1〜2gほど。おでんなら1つで5g以上タンパク質が摂れる食材が狙い目です。ただし、腎臓が悪い人はタンパク質の制限が必要なので、お医者さんにご相談を」
⇒つくね串、たこ串、牛すじ、厚揚げ、卵、卵焼き、豆腐など
【低糖質編】
「糖質を摂りすぎると中性脂肪の値が高くなり、肥満につながります。糖質は1日120g前後が目安。糖質コントロールをされている方にも安心して食べてもらえる食材はこちらです!」
⇒白滝、大根、こんにゃく、厚揚げ、つくね串、ロールキャベツ、ソーセージ、がんも、たこ串、昆布巻きなど