「合わない机」使っている人が感じる思わぬ不調 コロナ禍で進む「フリーアドレス」の盲点とは

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デスクの高さは1㎝単位で調整が必要ですが、幅と奥行きはもう少しざっくりでも構いません。JOIFAによると、デスク幅は100㎝、奥行きは60〜70㎝が、オフィスレイアウトでの最適水準とされています。ただしこれは、かなり広い作業スペースがある場合。ご自宅の作業スペースがもう少しコンパクトなら、そこまでの奥行きは求めることは難しいでしょう。小型モニターやノートPCで作業する場合、奥行き45㎝×幅70㎝あれば、余裕をもって作業できます。

普段オフィスで大型ディスプレイを使って作業している方は、使いたいディスプレイの大きさに応じてデスクの奥行きを決めましょう。わが家ではEIZO23・8インチディスプレイとノートPCをデュアルモニターで使っており、デスクの奥行きは68㎝です。

ガジェットは一気に揃える必要ない

デスク周りのガジェット(小型の電子機器)は数多く販売されており、好みも人それぞれです。「一気に買い揃えよう!」と意気込むと、気力もお金もかかります。

また、ガジェットを買いすぎて、机の上に置きっ放しのモノが増えてしまっては本末転倒。すべてを一度に揃える必要はありません。本当に必要なものを一点ずつ買い足していけばいいのです。買ってみて、合わないなと感じたときは、早めにメルカリなどで売ってしまいましょう。新品を買ったときも、古いガジェットは人に譲るか売却します。

ご参考までに、わが家のデスク周りのアイテムを紹介します。

何から揃えればいいか迷う方は、長時間触れる「キーボード」を最初に検討することをオススメします。 在宅勤務では、チャットやメールでコミュニケーションをとる時間が増えました。自分にとって使いやすいキーボードを選ぶべきです。

価格は安いものから高いものまで幅がありますが、長く使うものなので少し奮発していいキーボードを購入してみましょう。私の場合、同僚のエンジニアにすすめられ、HHKB(Happpy Hacking Keyboard)Professional2を購入してみましたが、1日1万字を打ってもまったく手が疲れません!

オンライン会議の多い方は、マイク、補光ライト、カメラを買い足してもいいでしょう。ガジェット類は、机のスペースを広く使うため、空間を効率的に利用したグッズがオススメです。BenQの掛け式デスクライトは、モニターに引っ掛けるタイプなので面積をとらず、机を広く使えて便利です。モニターアームでスクリーン自体を浮かしてしまうのも◎です。

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