マスク下で進む「顔面のたるみ」に対抗するコツ 誰でもできる1分の「顔面整頓」でたるみを解消
ほおの内側を噛みやすいなら、ほおの筋肉がたるんでいることのサインです。ほっぺたは、外側は皮膚で内側は粘膜。その間に挟まれているのが、頬筋(きょうきん)という表情筋です。頬筋が使われなくなるとほっぺたはゆるみますが、それは外側だけではなく内側も同じこと。頬筋がゆるむことでたるんで下がり、ほおの内側を噛みやすくなってしまうのです。
怒っていないのに「怒ってる?」と聞かれるなら、それは表情筋がこわばっている可能性があります。怒っていないのに怒っていると見られてしまう人の多くはたいてい、口元がへの字でほうれい線がくっきりついていて、眉間にシワが寄っていて、目がきちんと開いていません。反対に、表情筋をしっかり使えていれば、口角は上がり、目はくりっと見開いて頬はもちあがった状態。怒ってるように見られるなら、それは顔のパーツがどれも「下がってきた」証拠かもしれません。
「マスクをするようになってから口が開けづらくなった」と私のもとに駆け込んでくる人が増えました。マスクをすることで、ゴムに圧迫されて耳周りの血流が低下し、すぐ近くの顎関節周辺の血流低下が起こります。すると、物を噛むときに働く咬筋をはじめとする咀嚼筋などのこわばりにつながり、結果、顎関節のトラブルを引き起こすこともあります。
マスクによるたるみはマスク内で解決しよう
年齢を重ねた肌には、やっていい美容とやってはいけない美容があります。20代ならやってOKなものが、40代、50代では余計やしわやたるみにつながり危険なものも。
さぁ、あなたもマスクの中で、まずはこれをやってみましょう。
1.姿勢を正して座り、口を閉じた状態で、一番奥の奥歯から、反対側の奥歯まで歯茎をなめるように、舌を左右に動かします。
2.左右に3往復、上の歯、下の歯をそれぞれで行います。
POINT:少し舌が疲れてくるくらいの回数が理想。
3. 往復で疲れないときには10往復まで増やしてOK
「あれ?たったこれだけ?」と思っても、やりすぎだけはNG。顔面整頓は、「ちょうどいいから最高に効く」お顔のトレーニングです。
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