2021年東京五輪開会式の日が中国に超重要な訳 来年の国際政治の「外交日程」を見てみよう

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さて、ここまで書いてみて、ずいぶん鬼に笑われたような気がするが、ここから先は今週末の話。当たったか外れたかはすぐにわかる。お馴染み競馬コーナーである。

先週(13日)の「牝馬決戦」では、白馬ソダシが無敗の2歳女王に輝いた。今週末(20日)の2歳牡馬マイル王決戦(G1、朝日フューチュリティステークス、距離1600メートル、阪神競馬場11R)はどうだろう。

11月14日のデイリー杯2歳ステークスで、同じ阪神芝1600メートルのコースをレコード勝ちしたレッドベルオーブ(4枠8番)が出走する。

朝日杯は実力馬2頭のうち「人気薄」のホウオウアマゾン

昨年の朝日杯FSでぶっちぎりだったサリオスのタイムが1分33秒ゼロである。それを1分32秒4で勝ったというのだから、この馬が本命となるのは自然な勢いだろう。

ただしデイリー杯では、ホウオウアマゾン(7枠13番)とアタマ差のゴールだった。今年の2歳馬ではこの2頭が頭抜けているのではないか。

となれば、やや人気薄となるホウオウアマゾンのほうを狙ってみたくなる。両者を比べると、ディープインパクト産駒のレッドベルオーブはコントレイル似、馬体の大きいホウオウアマゾンはサリオス似のようである。マイル勝負であれば後者に分がありと見て、ホウオウアマゾンを本命に推す。

あと1頭、気になるのはサウジアラビアRC(ロイヤルカップ)を勝ったステラヴェローチェ(4枠7番)だ。

こうしてみると2歳馬も多士済々で、来年のクラシック戦線が今から楽しみだが、それも鬼に笑われてしまいそうだ。まずは今週末のレースに専念するとしよう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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