攻撃的な人の「態度を軟化」させるある言葉

高圧的な態度は「自信のなさ」を表している

あとは上手にお願いするだけ

例えば仕事で大失敗し、上司に対処法を出せと詰め寄られた場合。

「○○さん、僕の力不足で誠に申し訳ありません」(謝罪)
「○○さんはいつも要点を押さえて話されるので、聞いててわかりやすいです」(ほめ)
「どうかお教えいただけますでしょうか」(お願い)
「今回のクレームへの対処、いったいどのようにしたらよろしいのでしょうか?」(質問)

「どのように対処したらいいのか?」と投げかけてしまうことで、対処法の判断を上司に委ねてしまうところがポイントです。

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この先たとえ取引先との関係がさらにこじれても、上司の責任という流れが出来上がることになります。

もちろん、上司は通常それを避けたがるものでしょう。しかし、人間はほめられると気持ちがゆるみ、「簡単に責任を負ってはいけない」という理性のカバーが外れます。そしてさらにほめられたうれしさから、「自分も相手のことを助けなくては」という気持ちが働くのです。これを「同調効果」と呼びます。

また、「どのように?」というあいまいなものよりも、2択の問いが効果的です。

「おわびをしたらいいでしょうか、それとも先方の言い分どおり値段を下げましょうか?」のように、答えやすい問いを投げれば、相手は見事にあなたの術中にはまってくれます。いい気分になった相手はあなたの依頼を突っぱねることはできなくなります。

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