攻撃的な人の「態度を軟化」させるある言葉 高圧的な態度は「自信のなさ」を表している
悪口・批判好きな人は、実は……
ここで少し考えてみてほしいんです。人はなぜ他人を攻撃するのか。それは強く出ないと自分の存在が相手に軽んじられると思うからです。誰かを攻撃する。それにより「自分の価値を再確認したい」という欲求が裏にあるわけです。攻撃しないと自分の価値が傷つくと考えてしまう、その人の弱さとも言えます。
例えばあなたに威張り散らす上司がいたとします。高圧的な態度をとるのは、心理手法の中の1つ、「ハロー効果(後光効果)」の応用でしょう。当然ですが、権威・権力・財産などの社会的な力を持っている人間には、誰もが歯向かいにくくなるものです。
その上司は、わざと高圧的な話し方をすることで、その権力をあなたに対して強く意識させようとしているのです。「俺はエラいんだから、それを忘れるなよ……?」こんな無言の圧力なわけですね。でも裏を返せば、それは「自分自身への自信のなさ」を表しているとも言えます。なぜなら、武器を最大限に誇張することでしか自分を守れないと認識しているからそういう行動に出ているとも読めるからです。
そのことを逆手にとった、最高の心理術をお教えします。