創業当時は男性向けクリニックという概念自体がめずらしく、一部のユーザーが「コンプレックスを解消したい」と通っていたが、現在では「美を追求したい」というニーズも増えた。
「以前では考えられなかったが、今はファンデーションを塗って来院される方も増えた。また脱毛をきっかけとして肌治療や医療痩身など、ほかの施術に関心を持つ人も多い」(稲見総院長)。
オンラインミーティングで意識も変化
こういった美意識の発展は価値観の多様化に加え、若者はSNSの普及、またビジネスマンもコロナ禍でオンラインミーティングへの参加機会が増え、人に見られることを意識する機会やモニターで自身の顔を見ることが増えたことなどが背景要因だと稲見総院長は推測する。
「コロナの自粛期間が明け、来院数はV字回復している。マスクをつけられることで、脱毛のようなダウンタイム(回復期間)のない施術のみならず、さまざまな施術が注目されている」(稲見総院長)。ポスト・コロナ時代にはさらに男性の美意識が発展していきそうだ。
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