注目のソーシャルレンディングとは? ネット版「新」頼母子講、見知らぬ個人同士を結ぶ金融
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/570/img_33c8e9afc592a4a34ef1c9f93f6bb5bb16693.jpg)
「引っ越し資金を融資してください」
「息子の幼稚園入園と娘のプレスクール入学費用を貸してください」
何らかの事情で資金を必要とする借り手と、サイト上に提示された理由や条件を見て「貸してもいい」という貸し手(投資家)を、インターネット上でマッチングさせる「ソーシャルレンディング」。このユニークな金融サービスが、日本でも本格的に始まっている。
日本での第1号がWebサービス会社のmaneoだ(サイト名も同)。2008年10月に同事業を開始、これまで400件以上、1億6000万円余りの融資を実行した。仕組みは若干異なるが、09年12月には、エクスチェンジコーポレーションによる同様のサービス「AQUSH(アクシュ)」もスタートした。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/570/img_ae53181bf971a63d6926221377796b9232048.jpg)
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/570/img_cc275e5a2dd9d404210034089656beef54213.jpg)
預金より高利回りだが 焦げ付けば元本返済不能
ネット上で募った貸し手から匿名組合出資という形で資金を集め、それを貸し手の指定する借り手に貸し出すのが基本的な仕組み。貸し手から見れば預金金利より高利回りの投資商品であり、借り手にとっては消費者金融よりも低利なのが魅力だ。ただ、融資が焦げ付くと、損失は貸し手がかぶらなければならない。事業者は貸金業と金融商品取引業の登録が必要になる。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら