首都に集まった熱狂的トランプ支持者
ホワイトハウスそばのフリーダムプラザで11月14日午後、秋晴れの空に「STOP THE STEAL(選挙結果を盗ませない)」との大合唱が繰り返し響いた。トランプ氏が「未来の共和党のスター」とたたえ、陰謀論集団「Qアノン」に賛同するマージョリー・グリーン次期下院議員が「大統領のために戦おう」と声を張り上げ、2キロほど先の連邦最高裁判所への行進が始まった。
南部アラバマ州から徹夜で12時間運転して駆け付けたトラック運転手ウィリアム・ペイジ(38)は「この国は私のような運転手や農家が支えているんだ。トランプ氏はそれを理解して、われわれ労働者のために立ち上がり、4年間頑張ってくれた。俺は彼のためだったらなんだってする」と話す。
行進の途中、そろいの黒い帽子やポロシャツ、軍用のベストを着た数十人の集団とすれ違うと、支持者から大きな歓声と拍手が送られた。9月の大統領選討論会でトランプ氏が非難しなかったことで波紋を呼んだ、白人至上主義的な極右団体「プラウドボーイズ」のメンバーだ。
トランプ氏がその時に語った「スタンドバック、スタンドバイ」(下がって待機せよ)と声をかけたり、ハイタッチしたりする人もいた。
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