木村花さん母「闘わなきゃ歴史は変えられない」

木村響子「本当の花を知ってほしい」

22歳の若さで亡くなった元プロレスラー木村花さんの母・木村響子さんに、笑下村塾のたかまつななが今の素直な思いをうかがいました
今年5月23日、22歳の若さで亡くなった元プロレスラー木村花さんの母、木村響子さん。娘の自殺の引き金となった「テラスハウス」の制作時に何があったのか、追及を続けてきました。しかし、フジテレビの報告書に記されたのは、「やらせはなかった」との主張。事実を公表するよう、今も闘いを続けています。
その闘いの最中、響子さんは新たな挑闘も始めています。それは、娘と同じように誹謗中傷で苦しむ人を1人でも減らすためのNPOの立ち上げです。娘の死から、5カ月。今の響子さんの素直な思いとは。笑下村塾のたかまつななが話を聞きました。

編集で歪められた姿に変わっていた娘

――まだ話すのもつらい部分もあると思うのですが、今回お話ししてくださると決意した理由はなんだったのですか?

木村:花っていう人間を全然知らない人たちが、本来の姿ではない番組の編集で歪められた姿を見て、「こんなひどい子だったら叩いていい」っていう正義感で叩いていましたし、わざわざ歪んだものを切り取って放送するってどうなのかっていうこと、本当の花を知ってほしいという気持ちがあり取材を受けました。

取材を受けたのは、本当の花を知ってほしいという気持ちがあったから

――本当の花さんを知ってほしいということですが、テラスハウスに出ている花さんは、本当の花さんとは全然違われたんですか?

木村:違いました。花はすごく、みんなに好かれたい子だったんですね。“素”の花だったらカメラが回っているところであんな行動をすることはまずない。

――母の響子さんにもテラスハウスで悩んでいるという相談はあったんですか?

木村:家族とか友達にもほとんど番組のことは話さなかったんです。リストカットの写真がSNSで回ってしまったので、私も心配して連絡はしていたんですけど、大丈夫しか言わなくて。誓約書の中で、テラスハウスの中でのことを口外してはいけないっていう一文があって、花は損害賠償のことをとても気にしていた。よっぽどしんどかったんだと思います。ちょっと話すようになったのは本当に5月になってからですね。

――お話はどういうときにしたんですか?

5月15日におばあちゃんの誕生日会があって、その帰りに車で送ったときです。私のほうから、「全部の花を知っているわけじゃないのに、切り取られた情報だけでとんでもないことを言ってくるなんて、本当に信じられない」みたいな話をしたら、「本当そうなんだよ」と、煽られたことなどを話してくれたっていう感じですね。

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