新しい「iPad Air」進化を遂げた4つのポイント

「iPhone 12」より処理性能が高速という結果に

iPad AirとSmart Keyboardの組み合わせ。10.9インチのディスプレーと十分スピーディにタイピングできるバックライト付きキーボード、本体に磁石で吸着して充電するApple Pencilが利用できる(筆者撮影)

アップルは10月23日に、第4世代となるタブレットの中核モデル「iPad Air」を発売する。アメリカ時間9月15日のイベントで発表された新モデルは、デザイン、処理性能をまったく新しいレベルに引き上げており、日本では64GBのWi-Fiモデルが6万2800円~となる。

iPad Airはスペースグレイ、シルバー、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色展開となるが、スカイブルーを実際に使ってみたので、4つのポイントから読み解いていこう。

新しい、見慣れたデザイン

iPad Airはデザインが新しくなった。ディスプレー面から背面にかけてその面積が絞り込まれるように湾曲し、膨らみを帯びたデザインはiPad初代からの意匠だったが、最新モデルはディスプレー面と背面の面積は同じで、側面が垂直に立ち上がるスタイルとなった。つまり、厚みが6.1mmで均一な単なる板となった。

このデザインは2018年に刷新されたiPad Proと同じデザインで、その11インチモデルとは、247.6mm×178.5mmの外寸も共通化されている。このため、iPad Pro向けのMagic Keyboardやカバーなどのアクセサリーも共通化される。ちなみにiPad Pro 11インチモデルの厚さは5.9mmでiPad Airより薄いが、iPad Airのほうが13g軽い。

本体底面のコネクタはLightningからUSB-Cに変更され、より汎用的なアクセサリを利用することができるようになった(筆者撮影)

結果として、体感的にはより軽く感じ、左手で持って右手でApple Pencilでメモを取ったり、電子書籍や雑誌、動画を楽しむ際にも、安定して長時間の読書や視聴を楽しむことができる。100%リサイクルアルミニウムのボディは、淡く親しみやすいブルーに染められており、見た目の軽快さを増している。

組み合わせるのはProと同じ縁なしの液晶「Liquid Retina」だが、サイズは10.9インチとなっており、可変リフレッシュレートの「ProMotion」は省かれ、また最大輝度もProより100ニト少ない500ニトとされている。高色域P3への対応や、環境光に応じてホワイトバランスを調整するTrue Tone、反射防止コーティングなどには対応する。

Proモデルとの違いは、内側のカメラに深度を計測するセンサーが搭載されていないことだ。そのため、ポートレート撮影や自分の表情に応じてキャラクターが動くミー文字は利用できない。ちなみにiPhone SEはA13 Bionicとの組み合わせで、TrueDepthカメラなしでもポートレートセルフィの撮影ができることから、iPad Airでも取り組んでほしかったポイントだ。

次ページA14 Bionicの実力に驚いた
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 自分史上最高のカラダに!本気の肉体改造メソッド
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「ニッポン半導体」敗北の真相
「ニッポン半導体」敗北の真相
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
勝ち組シニアと負け組シニア<br>定年格差

「45歳定年」発言に対し一部で猛反発。現実には法改正で70歳までの雇用確保が今春努力義務化されました。人生100年時代といわれる今、従来の定年はもはやなくなりつつあります。老後も働くシニアが第二の人生を勝ち抜くためにすべきことは何でしょうか。

東洋経済education×ICT