東京の男性が将来「要介護」になるリスク高い訳

閉じこもっていないのに孤立していると危ない

これに関して、若年者(18~29歳)と前期高齢者(65~74歳)、後期高齢者(75~98歳)の男女計4839人を対象に、「ほぼ毎日食べる食品」に丸をつけてもらった調査があります。

結果は次の表のとおり。

(外部配信先では図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

(出所)『100年時代の健康法』(サンマーク出版)

調査の結果、男性の前期高齢者が、多くの品目で若年者、それに女性の前期高齢者、男女ともに後期高齢者より「毎日摂る」と答えた人の割合が少ないことが判明しました。

肉や卵、イモ類、海藻ではその傾向が顕著に表れています。

「高齢者のほうが野菜を摂っている」という全体的な傾向があるとはいえ、年齢・性別で区切った場合、男性の前期高齢者には少し心配な傾向が見えてくる調査結果です。

男女で「外出の効果」が異なる

ここに、「社会不参加」のリスクが加わります。

閉じこもりと孤立についての調査では、週1回以下しか外出せず、家に閉じこもっている高齢者は男女ともにフレイルのリスクが高まることが判明しています。

しかし、そもそも外出の効果には男女差があります。

女性の場合、単純に外に出ることに「社会参加」効果があるのですが、男性には「閉じこもっていないのに孤立している」人が存在します。週1回以上外出はするけれども、出かけても誰とも交流しないというパターンです。1人で出かけて1人で過ごし、誰とも言葉をかわさず帰宅する――これもフレイルリスクを高める要因となります。

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