コロナ+猛暑疲れに効く「コンビニ飯」3大鉄則 コロナ禍で変わった食と健康への意識

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コンビニの「サラダチキン」はすっかり定番となったが、バリエーションも増えて、飽きないように味に工夫がされている。サラダ野菜を買ってそのまま一緒に食べても美味しいが、パンに挟んだりパスタに入れたりなど、料理にも活用できる。

魚や肉がのっているサラダもある。本調査では、「野菜のみのサラダ」と「肉や魚などのたんぱく質がのった商品」と比較した結果、購入率で後者に軍配が上がっていた。野菜だけでなくたんぱく質を同時に摂る大切さを消費者は知っているのだろう。

最近では、ファミリーマートのスーパー大麦入りの雑穀と生野菜に、カレーとチキンカツを乗せたお弁当のようなサラダ「1/3分の野菜が摂れるカレーサラダ」など、いままでにないユニークな商品もある。

たんぱく質というと肉・魚を連想しがちだが、豆腐や納豆もお勧めだ。挽きわり納豆なら1個(40グラム)で6.6グラム、絹ごし豆腐なら1丁(250グラム)で13.3グラムのたんぱく質が摂取できる。

② 野菜、きのこ、海藻はこまめに摂る

野菜はサラダや小鉢などでたんぱく質よりも比較的摂取しやすいものだが、やはり必要な栄養素をバランスよく摂るのは難しい。野菜、きのこ、海藻も意識して、こまめに摂るようにする必要がある。

ローソンの「ブランパン」(写真提供:ローソン)

先述したローソンのブランパンでは、1本で1食分の野菜が摂れるNZグリーンスムージー200グラムがよく一緒に買われているという。

筆者も個人的に利用しているが、ほどよく腹持ちもするため、食事のときだけでなく、空腹時やおやつなどに利用してもいい。

セブン-イレブンのカップデリには、自炊だと多くの野菜をそろえるのが面倒な「6種具材のお豆腐とひじきの煮物」といった小分量の商品の豊富なラインナップが準備されている。1人でも家族でも食べられるし、食事の追加の1品にもお酒のつまみにもなる。

冷凍野菜もうまく活用したい。最近では、ブロッコリーやオクラなど、さまざまな野菜がそろっている。例えば、豆腐や納豆にカットオクラやブロッコリーなどをのせると、たんぱく質と野菜を一緒に摂ることができるうえ、緑黄色野菜などに豊富に含まれるβカロテンなども摂れるのでオススメだ。

③ 骨の強化にも気配りを

テレワークや外出自粛で家にいることが増えた中高年の方々にお伝えしたいのは、骨粗しょう症のリスクである。活動や日光を浴びる機会が減ると、筋肉低下のみならず骨にも大きく影響する。

骨粗しょう症は、男女ともに年齢が重ねるにつれて発症が増加していく。もしも発症したならば、60歳では女性では3人に1人、男性だと5人に1人は骨折するという。早いうちから気をつけるに越したことはない。

カルシウムはもちろんだが、その吸収を助けるビタミンDの摂取も必要だ。ビタミンDは、日光を浴びることで体内でも作られるが、外出自粛などで日光を浴びる機会が減っていることが想定される。そのため、食品からビタミンDを摂取することも心掛けたい。

例えば鮭には、ビタミンDが多く含まれている。そのため、コンビニ各社が取り扱っている「焼鮭」をお勧めしたい。コンビニの焼鮭は包装時に窒素充填されているため、身体に害を及ぼすことなく長持ちするよう工夫されている。家庭料理に取り入れるにも便利だ。

8月も下旬となったが、まだまだ残暑が厳しい。こだわりのコンビニ商品を食生活に取り入れることで、ダイエットや筋力や骨の強化も心がけ、コロナ禍の夏を健康で切り抜けていただきたい。

(栄養面監修:松崎恵理

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