リモートで「成長する人、停滞する人」4大分岐点 「変化や新たな価値」を"創造できるか"が勝負

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最後の分岐点は、リモート時代だからこそ「現場」に身を置き、「異質の芽」を感じられるかどうかである。

【4】「現場」に身を置き、「異質の芽」を感じられるか

「レス」と逆行するようだが、コロナ後だからこそ「現場に出向くこと」が大事だ。日常的な仕事は、オンライン、リモートでサクサクとこなせばいいが、何か新たな「刺激」や「発想」を求めるのであれば、やはり現場に身を置くことはとても大切だ。

「変化の芽」は現場にある。現場に身を置くからこそ、五感が機能し、「未来の予兆」に気づき、成長することができる。

「レスの時代」だからといって、机にしがみついたままでは、「未来の予兆」は見えない。「デジタルの時代」だからこそ、「リアリズム」が大事になる。人と対面で会うからこそわかること、現場に身を置くからこそ見えることも多い

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オンライン化やリモートワークの最大のリスクは、「つながっているつもり」「見えているつもり」「わかっているつもり」に陥ってしまうことである。いくら便利でも、やはり現場に行かなければ感じられないもの、人と対面で会わなければ見えてこないものは確実にある。

「『三現主義』(現地・現物・現実)などは時代遅れ」と切り捨ててはいけない。五感で感じるリアリズムは、デジタルで代替することはできない

「異質との融合」で創造性を高め、成長する

創造性を高め、成長するために本質的に大事なのは、「異質との融合」である。異質と異質が触れ合い、ぶつかり合うことによって、新たなアイデアや発想は生まれてくる。コロナ後においても、その本質は変わらない

それは「対面vs非対面」という方法論の話ではない。コロナ後だからこそ、「新たな出会い」を求め、世界を広げる努力が不可欠である。

「緩慢なる衰退」から抜け出し、「創造性」を高めて成長することができれば、コロナ後でも「生き残り、稼ぎ続けられる人」になれるはずだ。

遠藤 功 シナ・コーポレーション代表取締役

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えんどう いさお / Isao Endo

早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て現職。2005年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。

2020年6月末にローランド・ベルガー日本法人会長を退任。7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動。多くの企業のアドバイザー、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。良品計画やSOMPOホールディングス等の社外取締役を務める。

『現場力を鍛える』『見える化』『現場論』『生きている会社、死んでいる会社』『戦略コンサルタント 仕事の本質と全技法』(以上、東洋経済新報社)などべストセラー著書多数。

 

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