「初の7月台風ゼロ」今後は警戒が必要な理由 今年8月以降は台風「上陸率」が高くなるおそれ
台風の年間発生数の平年値は25.6個です。
これまでに1月から7月の台風が少なかった年を振り返ってみましょう。
1月から7月の発生数が最も少ない1個だった1998年は、年間の発生数が16個で平年より9.6個少なかったです。
今年に次いで少ない3個だった年は3度あります。2010年は14個で、これが台風の記録が残る1951年以降では最も少ないです。1975年と1954年は21個でした。
7月までの台風発生が少ない年は年間発生数も少ない
今年を除く上位7年の年間発生数の平均は20.6個で、平年値25.6個より5個少ないです。7月までの台風発生数が少ない年は、平年よりも年間発生数が少ない傾向にあるといえそうです。
それでは、日本への上陸数はどうでしょうか。
年間上陸数の平年値は2.7個です。7月までの発生数が少なかった年の平均は3.1個で、意外にも平年より多いです。
2016年の上陸数は統計史上2番目に多い6個、1954年は3番目に多い5個でした。
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